霊園における使用規定は厳守する

墓石の指定についてですが民営霊園につきましては墓石を買うこととなる石材店が指定されていることがあります。
そして多くの場合には、使用権を相続人以外の第三者に譲渡させることが規約により制限されていることがあるのでご注意ください。遺骨の制限として、ほとんどの墓地では使用者の親族以外の使用をすることは出来ません。
将来的に第三者の遺骨を埋葬することになるケースには、合祀することが出来るかどうかを確認した方が良いでしょう。使用者の資格について霊園選びの際に注意をしておかなければいけないことがあります。
宗派や居住地域に制限が決められていたり、お墓の継承者がある時のみなど限られていることがあります。 もしこれから霊園を探そうと考えているのでしたら、霊園の種類について理解をしておくようにしてください。
自治体や民間など霊園によって管理者が異なっていますので、そのメリットやデメリットについても勉強しておきましょう。



霊園における使用規定は厳守するブログ:23-09-24

息子とオレ、
母子家庭ながら充実した日々を送っている。

「働くようになったら、お母さんにお金あげるよ。
それでデパートに行くといいよ」
小学校低学年の息子はそんな言葉でオレを喜ばせてくれた。

夏休み、二人で自転車で郊外の釣りに向かったときのこと。

帽子を忘れたオレは
途中で大型店で買うことにしたのだが、
即座に
「いいや、行こう」と引き返した。

「お母さん、僕のものならすぐに買うのに…」
帽子売り場をあとに息子が呟いた。

少し行くと宝石店があった。
「お母さん、買うの?買うの?」
ショーケースを何気なく覗いたオレに息子はすかさず言う。
それも満面の笑みで…

そういえば前に言ってたことがあったっけ…
「友人のお母さんは指輪してるけど、お母さんはしないの?」って。

値札を見ながら笑うオレに、
息子はショーケースを廻りながら畳み掛ける。

「お母さん、買う?綺麗だねその指輪。ねえ、買う?買うの?」
息子はちょっとした興奮状態でオレの目を見る。

「お安くしときますよ」
店員さんの苦笑いにようやく決心した。
帽子が十個買える買い物になったが、
息子の喜びようが嬉しかった。

息子の興奮状態はそれからも続いた。
「お母さん、指輪ちゃんと持ってる?指輪つけないの?」
到着した釣りでも何度も何度も確かめてきた。
スキップしながら嬉しそうに…

「なんでこんなに嬉しいんだろう?」
息子は自分でも不思議そうに、
それでも嬉しそうに何度も指輪の入った袋を確認した。

あの指輪は
息子のお嫁さんになる人に大事にとってあります。

この指輪を買う経緯も一緒に喜んでくれるお嫁さんだったら
母にとって最高の喜びになるでしょう。